タイガーアイのタンブル原石をネームプレートとリングに作成研磨加工

2025年1月22日 2025年1月22日

Chisa

こんにちは！今回はお客様の加工のご依頼で『タイガーアイ』のタンブル原石からネームプレートになるまでの加工についてご紹介していきたいと思います。

今回のお客様は自分のオリジナルをとても大切にしていらっしゃる方で、弊社は天然石のあれやりたい！これやりたい！を叶えるための加工業者ですので、まさに今回のお客様の『自分のやりたい！』を実現させる加工でした。

今回使用する天然石は『タイガーアイ』になります。タイガーアイについて少しご紹介いたします。

天然石タイガーアイ

今回加工でしようする天然石タイガーアイは、黄色や茶色の縞模様と光沢が特徴的な天然石です。和名は虎目石（とらめいし）です。その輝きは「キャッツアイ効果」と呼ばれ、虎の目を思わせる神秘的な美しさがあります。

キャッツアイ効果とは、特定の天然石に見られる光の反射現象で、石の表面に細い光の線が浮かび上がり、まるで猫の目のように見えることからその名前が付けられました。この光の線は、石の内部に存在する細かな繊維状の鉱物や、内部構造が一定方向に整列していることで生じます。

石を動かしたり光を当てる角度を変えると、この光の線が動いて見えるのが特徴です。タイガーアイの場合、この現象が特に強く現れ、金属的な輝きと相まって神秘的な美しさを感じさせます。この効果は、タイガーアイ以外にもキャッツアイ（クリソベリル）やホークスアイなどの石で見られることがあります。

わかりやすく言えば、キャッツアイ効果は石の中に光る「一本の線」が浮かび上がり、猫の瞳のような不思議な輝きを楽しめる現象です。

装飾品として古代から親しまれ、落ち着いた色合いと独特の模様が性別を問わず人気です。ブレスレットやネックレスなど、日常使いにも取り入れやすい魅力的な石です。

仕事運や金運を高める石として有名で、挑戦への勇気や冷静な判断力をサポートするとされています。美しさと実用性を兼ね備えた魅力的な石です。

タイガーアイ原石

タイガーアイのブレスレット

イエロータイガーアイ、レッドタイガーアイ、ブルータイガーアイのブレスレット

タイガーアイネームプレート加工依頼内容

加工内容をご紹介していきます。加工する内容です。

タイガーアイの石を板状にして、プレートを石に貼り付けたいのです。
貼り付けられれば石の厚さはあまり気にしてません。
プレートを貼り付けて、ブローチにしたいのです。

【石の名前】イエロータイガーアイ

【サイズ】約縦６０㎜×約４０㎜のタンブルのタイガーアイ

【内容】ネームプレートに合わせて板状にする

こちらのネームプレートに合わせて加工

ご依頼ありがとうございます。こちらお写真を拝見したところ、タイガーアイの方に、クラックがあります。天然の石なので、加工する厚さが薄いと、カン（クラック）で割れる可能性があります。
こちら慎重に加工を進めていきますが、割れる可能性があるかもしれません。こちらご了承頂けましたら加工できます。

厚さ何ミリなら可能ですか？
100%の保証は必要ありません。

厚さ最低2mmにすることが可能ですが
タイガーアイの方がクラックがあるので気になりますが、ご了承頂けたので加工を進めてまいります。

こちら最後の加工後のプレートとお客様のネームプレートの貼り付けはご自身で加工するとのことでした。

職人が石を確認したところ、お客様の依頼の石のタイガーアイは少しクラックが入っていたため、加工をするのにもしかしたら割れてしまう可能性がありました。

こちら、通常、職人の判断をお客様にそのまま伝えて加工するor加工しないの判断はお客様にお任せしています。加工されない場合いは、そのまま石をお客様にお戻しいたしますが

割れる可能性がある場合で、加工したい場合は、ご了承いただければ加工することは可能です。しかし、慎重に加工を進めていくなかで、割れてしまうこともあります。こちらは天然の石なのでどうなるかは加工してみないとわからないことがあります。加工依頼をしたい方には、事前に加工でのリスクをお伝えさせて頂いてから進めさせていただいております。

こちらをふまえて加工スタート！